(news & topics) 今年の森と、きのこの話 2026.09.19 back 今年の夏は、ひるがの高原でも暑い日が続きました。 その後、長い雨が続くようになり、森の中にもたっぷりと水分が入ったようです。 そんな季節の移ろいの中で、今年はきのこがよく出ています。 ポルチーニ茸をはじめ、アカヤマドリダケ、ムラサキヤマドリダケ。 森を歩いていると、思いがけないところで姿を見つけることがあります。 きのこは、気温や雨、地面の状態など、いろいろな条件が重なって初めて顔を出します。 今年は、夏の暑さのあとに長雨が続いたことで、きのこにとって良い環境が整ったのかもしれません。 毎年同じ森を歩いていても、採れるものや量は少しずつ違います。 だからこそ、きのこを探す時間には、宝物を見つけるような楽しさがあります。 採れたきのこは、その香りや状態を見ながら、薪火で焼いたり、パスタやリゾットにしたり。 乾燥させて、時間をかけて旨みを引き出すこともあります。 森からいただいたものを、その時だけで終わらせず、少し先の季節にも届けられるように。 今年たくさん採れたきのこも、一つひとつ大切に仕込んでいます。 ポルチーニ茸、アカヤマドリダケ、ムラサキヤマドリダケ。 この夏の森がくれた、豊かな恵みです。 季節が進むにつれて、森の表情も少しずつ変わっていきます。 次はどんなきのこに出会えるのか。 そんなことを楽しみにしながら、今日も森を歩いています。