ひるがの高原では、落葉樹や広葉樹の葉があちらこちらで舞い始め、少しずつ秋の景色に変わってきました。
早朝の空気はキリッと澄んでいて、肌に触れる冷たさが心地よく感じられます。深く息を吸い込むと、空気まできれいになったような気がします。
森の中では、秋のきのこが顔を出し始めました。
シャカシメジや舞茸、香茸。香りの豊かなきのこを探しながら森を歩くのも、この季節の楽しみのひとつです。見つけたときの喜びは、何度経験しても変わりません。
そして、足元には山栗も。ひとつひとつ拾い集め、皮を剥くのはなかなか大変ですが、手間をかけた先には、山栗ならではの素朴でやさしい美味しさがあります。
森の景色が変わると、食材も変わり、自然と料理も秋へと移っていきます。
香り豊かなきのこや山栗。その季節、その場所で出会えたものを、薪火やイタリア料理の技法を通して、ひと皿に仕立てていく。
オステリア アオの料理も、すっかり秋の装いになってきました。
森を歩くたびに、次はどんな食材に出会えるのか。そんな楽しみが続く季節です。